棒磁石

 

 

棒磁石は最もよく使われている永久磁石除鉄ユニットであり、多くの場合永久磁石分離装置(除鉄機)にインストールされ、永久磁石除鉄機の中核となっています。永久磁石除鉄機の性能は棒磁石の品質によって決められます。
■ 構造:
棒磁石はステンレス鋼管の中に磁石を装填して造られたものです。当社の場合、ステンレス鋼管はSus316を使い、磁石はネオジム磁石やその他の磁性材料を使っております。磁石は、N極対N極、S極対S極の反磁界方式でステンレス鋼管に組み込まれ、棒磁石の表面に-N-S-N-S-N-S-又は-S-N-S-N-S-の交互磁極が形成されます。棒磁石の磁場強度は、磁極の磁場強度であり、磁極と磁極の間の磁場強度は非常に低いです。したがって、棒磁石の除鉄効果は、磁場強度に限らず、磁極の幅にも直接関係します。同じ磁場強度の条件下では、磁極が狭いほど、除鉄効果が高くなります。

 
種類:

■ 磁場強度について
棒磁石の磁場強度は、通常ガウスメーターを使って測定します。 ガウスメーターの種類が多く、それぞれ感度差が大きいため、棒磁石の磁場強度を評価するには、同じガウスメーターを使用する必要があります。 当社は、日本電子磁気工業(株)製GM-5015型ガウスメーターを用いて棒磁石の磁場強度を測定し、製品の工場出荷時の試験報告書を発行しています。

 

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